保険の種類、医療保険のしくみと特徴。
医療保険、特約医療保険は、ケガや病気で入院したり手術を受けた時に給付金を受け取ることができる保険です。近年の医療技術の進歩により、簡単な手術では入院日数が短縮される傾向にある一方で、健康保険の対象とされない先進医療を受ける人が増えています。医療保険を選ぶ際には、実際に必要な治療に対してしっかりと対応できるかを注意して選ぶことが必要になってきます。日本の健康保険制度では、治療を受けた際の自己負担額は3歳~69歳で3割、70歳以上は所得に応じて1割または2割の負担となっています。高額な医療費になると、高額療養費制度で高額な医療費の負担を軽減することができます。また、現在働いていらっしゃる方には、働けなくなった日から4日目以降に給与の約6割が最長で1年6ケ月支給されるという傷病手当金制度があります。しかし、このような制度があるとわかっていても、ケガや病気の経済的なリスクは非常に大きなものです。例えば、入院した病室が6人部屋であれば健康保険が適用されますが、緊急の治療を要する際には病床が足りず、ベッド代がかかる病室に入院しなければならないこともあります。差額のベッド代は一日あたり2、3千円から1万円程度でこの全額が自己負担となってしまいます。近年では高度な医療技術を駆使する先進医療が大学病院などで行われています。先進治療の医療費はなんと全額が自己負担です。その他の食費や看病をする家族の交通費など入院には思わぬ出費がかさみます。公的保障を受けられないこれらの医療費の負担をカバーするのが医療保険です。